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マツダ(オートザム) AZ-1:世界最小のスーパーカー。ガルウィングとスケルトンボディが織りなす、バブル期が生んだ「走る狂気」

ホンダ ビート、スズキ カプチーノと続いた「平成のABCトリオ」特集。いよいよ真打ちの登場です。最後を飾るのは、トリオの中で最も過激で、最も数が少なく、そして最も「狂気」に近い一台。それが、「マツダ(オートザム) AZ-1」です。この車は、単なる軽スポーツカーではありません。軽自動車規格の中で「ガルウィングドア」と「ミッドシップ」を採用し、外板をすべてプラスチック(FRP)で構成するという、スーパーカーそのものの作りをした「公道を走るレーシングカート」です。その特異な構造と、あまりにクイックな挙動から、時には「未亡人製造機」などという不名誉な(しかしある種の畏敬を込めた)異名で呼ばれることもあります。
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ユーノス プレッソ/AZ-3:小さなV6を積んだ「和製アルファロメオ」。官能的なエンジンと優美なデザインを持つ、FFコンパクトクーペ

ユーノス コスモという「究極のロマン」を味わったところで、今回は少し現実に戻りつつも、マツダらしい個性が光るコンパクトクーペをご紹介します。次にご紹介するのは、「ユーノス プレッソ」(兄弟車:オートザム AZ-3)です。この車は、バブル期のマツダが展開した「5チャンネル体制」の中で、ユーノス店とオートザム店から販売されました。コンパクトなFFクーペでありながら、当時のマツダが誇った**「小さなV6エンジン」を搭載し、その優美なデザインと軽快な走りで「和製アルファロメオ」**とも称されました。しかし、この車もまた、時代の波に飲まれて短命に終わってしまいます。
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ユーノス コスモ:世界唯一の3ローターエンジン搭載車。「走る宮殿」がオーナーに要求する、究極の愛と覚悟

ユーノス 500の優美な世界から一転、今回は「マツダの夢」が極限まで高まった、究極のロマンカーをご紹介します。それは、「ユーノス コスモ」です。MX-6、ユーノス 500と同じく、マツダの「5チャンネル体制」の頂点に君臨したフラッグシップクーペです。しかし、その中身は他の追随を許さない、世界で唯一無二のものです。ユーノス コスモは、世界で唯一となる市販車「3ローター(3回転子)ロータリーエンジン」を搭載し、豪華絢爛な内装と、世界初の「GPSナビゲーションシステム」を搭載した、まさに「走る宮殿」でした。
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ユーノス 500:マツダが夢見た「日本の小さな高級車」。奇跡の塗装とV6エンジンを持つ、バブルが生んだ美の極致

MX-6という「バブル期のFFクーペのロマンと現実」を追求したところで、今回はその兄弟車でありながら、まったく異なる方向性を持つ一台をご紹介します。次にご紹介するのは、マツダが展開した「ユーノス」ブランドから登場した、「ユーノス 500」です。これは「FFスポーツクーペ」ではありません。しかし、当時のマツダが目指した「日本のプレミアムコンパクトセダン」という目標を、驚異的なレベルで達成した、まさに「バブルが生んだ奇跡的な優美さ」を持つ一台です。そのデザイン、塗装、そしてV6エンジンは、今なお多くのマニアを魅了してやみません。
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マツダ MX-6:バブル崩壊に散った「ユーノス」の夢。流麗なボディにV6と4WSを搭載した、FFスペシャリティクーペの光と影

アルシオーネ SVXのような規格外のフラッグシップクーペを見たところで、次に参るのは、同じくバブル期のマツダが、「5チャンネル体制」という壮大な野心のもとに生み出した FFスポーツクーペです。今回は、知る人ぞ知るFFスペシャリティクーペ、「マツダ MX-6」について深堀します。MX-6は、北米市場を意識した流麗なデザインと、当時のマツダが誇る**「V6エンジン」と「4WS(四輪操舵)」という先進技術を搭載していました。しかし、その登場はバブル崩壊と重なり、日本では短命に終わりました。なぜこの車は埋もれてしまったのか。そして、今このFFクーペを維持するということは、何を意味するのか。そのロマンと現実を徹底的に語ります。
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マツダ RX-7 (FD3S):世界で唯一のロータリーロケット。その「美しさ」と維持の「覚悟」

平成のスポーツカー黄金期において、三菱とスバルが「速さ」を競い合っていた横で、マツダは「美しさ」と「理想」を追い求めていました。それが、アンフィニ RX-7、のちのマツダ RX-7 (FD3S型)です。その流麗なボディラインは、発売から30年以上が経過した今見ても、一切の古さを感じさせません。ボンネットの下に収まるのは、軽量コンパクトなロータリーエンジン(RE)。ピストン運動を回転運動に変えるこの夢のエンジンは、まるでモーターのようにどこまでも回るフィーリングと、独特の甲高いサウンドでドライバーを魅了します。しかし、この車を所有することは、他の平成カーとは次元の違う「覚悟」が必要です。今回は、サラリーマンである私たちが、この孤高の存在であるFD3Sを愛し、維持するための現実について、包み隠さずお話しします。
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