MAZDA マツダ(オートザム) AZ-1:世界最小のスーパーカー。ガルウィングとスケルトンボディが織りなす、バブル期が生んだ「走る狂気」
ホンダ ビート、スズキ カプチーノと続いた「平成のABCトリオ」特集。いよいよ真打ちの登場です。最後を飾るのは、トリオの中で最も過激で、最も数が少なく、そして最も「狂気」に近い一台。それが、「マツダ(オートザム) AZ-1」です。この車は、単なる軽スポーツカーではありません。軽自動車規格の中で「ガルウィングドア」と「ミッドシップ」を採用し、外板をすべてプラスチック(FRP)で構成するという、スーパーカーそのものの作りをした「公道を走るレーシングカート」です。その特異な構造と、あまりにクイックな挙動から、時には「未亡人製造機」などという不名誉な(しかしある種の畏敬を込めた)異名で呼ばれることもあります。