MITSUBISHI 三菱 ミラージュ Cyborg-R:打倒シビックを誓った三菱の刺客。175馬力のMIVECエンジンが奏でる、反骨のホットハッチ
トヨタ スターレット GTターボの「軽量FFターボ」の刺激を振り返りましたが、今回は同じ「FFホットハッチ」でありながら、全く異なるアプローチで「打倒ホンダ・シビック」を掲げた、三菱の意欲作をご紹介します。その名は、「三菱 ミラージュ Cyborg-R(サイボーグR)」です。90年代の1600ccクラス(テンロククラス)は、ホンダのVTECエンジンを搭載したシビックが圧倒的な強さを誇っていました。しかし、三菱自動車は黙ってはいませんでした。ホンダのVTECに対抗すべく、独自の可変バルブタイミングリフト機構「MIVEC(マイベック)」を開発。それを搭載し、当時のクラス最強馬力を引っ提げて登場したのが、このミラージュ Cyborg-Rです。「シビックと同じじゃつまらない」。そんな反骨精神を持つ走り屋たちに愛されたこの車ですが、現在では三菱車特有の「電装系の弱さ」や「部品供給の壁」が、オーナーに立ちはだかります。