MAZDA

ユーノス プレッソ/AZ-3:小さなV6を積んだ「和製アルファロメオ」。官能的なエンジンと優美なデザインを持つ、FFコンパクトクーペ

ユーノス コスモという「究極のロマン」を味わったところで、今回は少し現実に戻りつつも、マツダらしい個性が光るコンパクトクーペをご紹介します。次にご紹介するのは、「ユーノス プレッソ」(兄弟車:オートザム AZ-3)です。この車は、バブル期のマツダが展開した「5チャンネル体制」の中で、ユーノス店とオートザム店から販売されました。コンパクトなFFクーペでありながら、当時のマツダが誇った**「小さなV6エンジン」を搭載し、その優美なデザインと軽快な走りで「和製アルファロメオ」**とも称されました。しかし、この車もまた、時代の波に飲まれて短命に終わってしまいます。
MAZDA

ユーノス コスモ:世界唯一の3ローターエンジン搭載車。「走る宮殿」がオーナーに要求する、究極の愛と覚悟

ユーノス 500の優美な世界から一転、今回は「マツダの夢」が極限まで高まった、究極のロマンカーをご紹介します。それは、「ユーノス コスモ」です。MX-6、ユーノス 500と同じく、マツダの「5チャンネル体制」の頂点に君臨したフラッグシップクーペです。しかし、その中身は他の追随を許さない、世界で唯一無二のものです。ユーノス コスモは、世界で唯一となる市販車「3ローター(3回転子)ロータリーエンジン」を搭載し、豪華絢爛な内装と、世界初の「GPSナビゲーションシステム」を搭載した、まさに「走る宮殿」でした。
MAZDA

ユーノス 500:マツダが夢見た「日本の小さな高級車」。奇跡の塗装とV6エンジンを持つ、バブルが生んだ美の極致

MX-6という「バブル期のFFクーペのロマンと現実」を追求したところで、今回はその兄弟車でありながら、まったく異なる方向性を持つ一台をご紹介します。次にご紹介するのは、マツダが展開した「ユーノス」ブランドから登場した、「ユーノス 500」です。これは「FFスポーツクーペ」ではありません。しかし、当時のマツダが目指した「日本のプレミアムコンパクトセダン」という目標を、驚異的なレベルで達成した、まさに「バブルが生んだ奇跡的な優美さ」を持つ一台です。そのデザイン、塗装、そしてV6エンジンは、今なお多くのマニアを魅了してやみません。
MAZDA

マツダ MX-6:バブル崩壊に散った「ユーノス」の夢。流麗なボディにV6と4WSを搭載した、FFスペシャリティクーペの光と影

アルシオーネ SVXのような規格外のフラッグシップクーペを見たところで、次に参るのは、同じくバブル期のマツダが、「5チャンネル体制」という壮大な野心のもとに生み出した FFスポーツクーペです。今回は、知る人ぞ知るFFスペシャリティクーペ、「マツダ MX-6」について深堀します。MX-6は、北米市場を意識した流麗なデザインと、当時のマツダが誇る**「V6エンジン」と「4WS(四輪操舵)」という先進技術を搭載していました。しかし、その登場はバブル崩壊と重なり、日本では短命に終わりました。なぜこの車は埋もれてしまったのか。そして、今このFFクーペを維持するということは、何を意味するのか。そのロマンと現実を徹底的に語ります。
SUBARU

スバル アルシオーネ SVX:ジウジアーロが描いた「夢」。水平対向6気筒と変形ウィンドウを持つ、規格外のGTクーペ

レガシィの現実的なツインターボの世界から一転、今回は一気にロマンと個性の極地へ向かいます。スバルがバブルの絶頂期に放った、「規格外」のフラッグシップクーペ。それが、「スバル アルシオーネ SVX」です。SVXは、インプレッサやレガシィとはまったく異なる、「究極のパーソナルGTカー」を目指して開発されました。イタリアの巨匠、ジョルジェット・ジウジアーロによる流麗なデザインと、水平対向6気筒エンジン、そして最大の特徴である「変形サイドウィンドウ」は、今なお色褪せない強い個性を放っています。しかし、その個性の裏には、日本の環境には合わなかったいくつかの「悲劇」と、現代のオーナーを悩ませる「維持の壁」があります。
SUBARU

スバル レガシィ B4/ツーリングワゴン (BE5/BH5型):家族を乗せる280psの怪物。ツインターボの「光」と「影」

FTOのようなマニアックなクーペの次は、ぐっと現実に引き戻される「優等生」をご紹介します。しかし、この優等生は、羊の皮を被った「獰猛な狼」です。「家族は守る。だが、速さも譲れない。」現役世代のスポーツカー愛好家にとって、この究極の矛盾を解消する唯一の答えが、今回ご紹介する「スバル レガシィ B4/ツーリングワゴン(BE5/BH5型)」です。ターボ、AWD、そして280ps。これだけのスペックを、日常使いできるセダンやワゴンに詰め込んだレガシィは、平成の日本が生んだ最高の「ファミリースポーツ」と言えるでしょう。しかし、その心臓部である**「シーケンシャル・ツインターボ」は、同時にオーナーに大きな試練を与える「諸刃の剣」**でもあります。約6000字(相当の情報量)で、レガシィのロマンと、ツインターボ維持の現実について徹底的に語ります。
MITSUBISHI

三菱 FTO:FFのフェラーリか、未完の傑作か。バブル末期が生んだ流麗な「MIVECスポーツ」の光と影

高性能FRセダンのアルテッツァ、高性能FFセダンのアコードユーロRとプリメーラと来て、いよいよ「マニアックな平成の隠れた名車」シリーズの本題へと突入します。今回は、三菱がバブルの終焉期に放った、流麗なデザインを持つFFスポーツクーペ、「三菱 FTO」について語ります。FTOは、ランサーエボリューションのような暴力的な速さとは対極にある、「FF(前輪駆動)のフェラーリ」という異名を持ちました。そのデザインと、当時世界初の技術であるMIVECエンジンは、今なお多くのファンを魅了します。しかし、この車を維持するには、特有の「覚悟」が必要です。
NISSAN

日産 プリメーラ(P11型):「欧州仕込みの脚」と「SR20VETEC」。日産が放った、知る人ぞ知るFFスポーツセダン

三菱ランエボ、スバルWRXがWRC(世界ラリー選手権)で火花を散らす中、日産が目指したのは、別の世界でした。それが、ヨーロッパのツーリングカーレース(BTCC)で戦うための、「走りのセダン」です。日産 プリメーラ(P11型)は、その地味な見た目からは想像もつかないほど、高いシャシー性能と、当時世界最高峰の技術を詰め込んだ高性能エンジンを搭載していました。特に、「プリメーラ・カミノ 2.0Te」、そして究極の進化形である「オーテックバージョン」は、ホンダのアコードユーロRと並び、FFセダンの頂点を争った存在です。高騰する平成スポーツカーの中で、プリメーラは今なお「最後の良心」として、私たち現役世代の手の届く範囲にあります。今回は、この知られざる名車の魅力と、維持の現実について語ります。
TOYOTA

トヨタ アルテッツァ(SXE10):AE86の再来か、それとも未完の傑作か。「FRセダン」の血統と、今だからわかる素材の良さ

平成のスポーツカー特集、最後のパートとして、今回は「現実的な選択肢」シリーズ第2弾!「トヨタ アルテッツァ(SXE10)」について語ります。一見すると「ただのセダン」に見えるアルテッツァですが、その中身は、伝説のAE86から受け継ぐ「FR(後輪駆動)スポーツセダンの血統」。そして、ホンダがVTECなら、トヨタが打ち出したアンサーが「3S-GE DUAL VVT-i」です。しかし、この車には「AE86の再来」という過度な期待と、当時のトヨタの戦略が交錯した、複雑な歴史があります。今回は、その「ロマン」と「現実」、そして「中古車として今、手に入れる価値」徹底的に分析します。
HONDA

ホンダ アコード ユーロR:羊の皮を被ったVTECマシン。「家族」と「走り」を両立するサラリーマン最後の希望

前回まで「平成のスポーツカー四天王(ランエボ、インプレッサ、RX-7、スープラ)」という、維持費も購入費も「ド級」のモンスターたちを紹介してきました。 正直、書いていて私自身も「普通のサラリーマンには、もう手が届かない世界に行ってしまったのか…」と、少し寂しい気持ちになりました。しかし、諦めるのはまだ早いです。 平成のホンダが、私たちお父さん世代のために残してくれた「最後の聖域」があります。家族を乗せて買い物に行ける快適な4ドアセダンでありながら、ひとたびアクセルを踏めば、フェラーリも真っ青の超高回転VTECサウンドを奏でる車。 今回は、「ホンダ アコード ユーロR(CL1 / CL7)」をご紹介します。
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